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肝臓ガンにアルコールを注射

アルコールを飲み過ぎると肝硬変、ひいては肝(臓)ンになることもあるのは、よく知られています。ところが、そのできた肝ガンに、医者がわざとアルコールを注射することもあるのです。

これは経皮的エタノール注入療法といって現在盛んに行われている正真正銘の治療法です。

皮膚から直接肝臓に細い針を刺し、ガンの部分に無水エタノールという純度の高いアルコールを注入して固めて殺してしまうという治療です。肝ガンは肝炎の原因になったウィルスが肝細胞を変化させて起こるという説が有力です。

ガンになる一歩手前である肝硬変も、こうした慢性の肝炎によって肝臓に線維が多くなり(ウィルスによって破壊された部分は、新しい細胞により再生するのですが、これを繰り返していると、正常な細胞と細胞の間に傷あとができる。これを線推化という)、肝細胞が破壊され、肝臓全体が硬く縮むことから、肝硬変という病名がつきました。そこで、アルコールが肝細胞を固めてしまうなら、それを逆手にとって今度はガン細胞を固めてしまおうという発想です。
まさに毒を持って毒を制す、です。しかし、「おれは酒を飲んでガンを治すんだ! 」なんて開き直るのはあまりにご都合主義的発想。治療の場合は、直接肝臓のガンに侵されている部分にアルコールを注入する。もし口からアルコールを入れても、ガンに侵されていない肝臓がアルコールを分解してしまうだけです。
それどころか元気な肝臓もいたずらに傷めてしまう結果になることは言うまでもありません。

強肝草エキス「肝宝垂盆草」の口コミ、使用感、効能・効果一覧 | impressions
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