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医師がささや<「細胞診2当3落」とは

「3ですね」「3 か。じや生検」検査の結果らしきものを見たお医者さん同士で、こんな会話が交わされている。
いったいなんの話をしているのだろう。実はこれ、細胞診のこと。細胞診とは、尿や疾など体から出される分泌物、あるいは注射器や綿棒などで採取された細胞を顕微鏡で調べて、ガンの診断の参考にする検査。

この細胞診の結果は、細胞の形の変化の度合いによって、次の1 ~5 の5クラスに分けられる。
  1. 異型細胞は認められない(正常)
  2. 異型細胞は見られるが、悪性ではない( ヘンだけど悪性ではない)
  3. 強い異型細胞を認め、悪性か良性か確定できない(ガンかもしれない)
  4. ガンを疑う細胞を認める(どうやらガンらしい)
  5. ガン細胞を認める( ガン)
一般的には3以上は生検(直接細胞を摘出する検査のこと)によって、さらに詳しく調べることになる。さらなる内視鏡での生検によって調べられた結果は、次の1〜5 グループに分けられる。
  1. 異常なし
  2. 異常だけれどガンではない
  3. ガンではないが断定できない
  4. ガンらしいが断定できない
  5. ガン

「3ですね」
「3 か。じやオペ(手術)かな」
こでもお医者さんたちの間でこんな会話が交わされる。ガン検査の場合、2 と3 は、次のステップヘ進むかどうかの分かれ道であることが多いのだ。だが、「3 」ときいて落胆するのはまだ早い。

「3 」の数字をきいて「Ⅲ期(中期〜晩期にかけて)と勘違いをしてしまう人がいるるが、細胞診のクラス分け、生検のグループ分けは、ガンの進行度をさす0 期〜Ⅴ期の分類とは別のもの。

生活習慣からガンを予防
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